まずは口座開設

株取引を始める場合は証券会社に口座を開設して、証券会社を通して売買の注文を出して株の取引を行います。
商品先物取引の場合において、証券会社にあたるのが商品取引会社です。株の場合と同様に、商品取引会社に口座を開設して、入金後、実際の取引の注文を出して取引開始となります。口座開設と維持は無料となっています。

負債を抱える(預けいている証拠金以上の損失が出る)可能性のある証拠金取引を行う関係上、口座開設時に個人の信用力(年収、資産など)を問われるケースもあります。日本の商品取引会社は数十社ありまが、手数料の自由化により、料金体系は様々になっています。口座開設の際には各業者の特徴を事前に確認しておきましょう。
証券会社でも良く見かけますが、業者が徳治に取引に関係するニュース、リアルタイムの商品価格、レポートなどの情報提供を行ってくれています。情報提供サービスも重要な業者選びの指標になりますので比較して商品取引会社を選びましょう。

注文の種類

いくつかの注文方法を紹介します。

□成行注文

価格を指定しないで、注文を出すことを成行注文という。価格は関係なしに今その銘柄を絶対買いたい、また売りたい時に使う注文方法。

□指値注文

価格を決めて(指値)、注文を出すことを指値注文という。指定した価格にならなければ、注文は成立しません。

□逆指値注文

通常の指値注文とは逆で、指定した価格より高くなったら「買い」、安くなったら「売る」注文方法。

□リミット注文

指定した値段以下(買)もしくは以上(売)で売買する注文。

□ストップ注文

市場がある条件を満たした時に、予め指定した注文として有効となる。